産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」in 名古屋



2012年8月11日(土)・12日(日) 
名古屋の北西端、上小田井にあるmozoワンダーシティにて、
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「名古屋コニュニケーションアート専門学校」
  イベントへお伺いしました。




名古屋コニュニケーションアート専門学校の
学生22名により企画~実施。
雑貨アクセサリーデザイン専攻の授業で
学んだことを実践する場として
本プロジェクトが行われています。

①ウォーターボール・こどモンボールと
②和紙のランプ・オバ球Q
2つのワークショップが実施されました。



 ワークショップ
①こどモンボール
こどもたちは、学生さんのつくった樹脂のパーツを手に取り
色塗りしていきます。


少し細かいかな?




キラキラのラメ入りのお水を、ガラスのボールに注ぎ、
パーツを入れて、完成!!
キラキラ輝くウォーターボールの出来上がりです。

 


②オバ球Q
和紙のドームも、学生さんの手作りです。
いろどりどりの素材を使い、こどもたちは
オリジナルのおばけをつくります。




最後に、色付ライトをはめ込み、
オバ球Qランプの出来上がりです。






「すごい、できたぁ~!」
こどもたちは、笑顔いっぱいです。



◎こどもたち
お友達どうしで参加
えりかちゃん(岐阜)
ハートが好き。工作は大好き。
将来は、お洋服のデザイナーになりたい。


ひかりくん(名古屋)
かいじゅうになりたい。
僕は、火星のいろ、赤が好きだよ。


とてもひとなつっこくお話してくれました。
付き添うお母さんはフィリピンの方。
お家では、やらないのでうれしいです。と語ってくださいました。

さまざまな文化圏の人々がともに暮らす地域もめずらしくありません。
こどもやアートが多文化交流のきっかけになればよいです。





 ◎参加された親御さん
高須さん(清須市)4歳、8歳、10歳お子さま参加
習いごとをしているので、ショッピングモールにはよく来ます。
いろいろイベントを楽しみにしています。
前回も参加しました。
こどもたちは、いつも一緒に遊んでいます。
一番下の子は、お兄ちゃんたちについていこうと
背伸びをしてます。
今日も一人前に、やっていました。



杉浦さん(各務原)小6のお子さま参加
こどもがやりたいといって参加しました。
こどもは工作好きなので、必死です。
こういう企画があるとうれしいです。
こどもが楽しんでいるのでよいです。




鈴木さん(清須市)小5双子のお子さま参加
新聞をみてきました。
はじめて参加しました。面白いです。
こういう企画があると本当にうれしいです。


角熊さん(名古屋市)4歳、6歳のお子さま参加
メルマガをみてきました。
工作は、キットをわざわざ買ってするのも、大変です。
準備されているのは、簡単で助かります。
家では、なかなか一緒にできないのでありがたいです。 





 
◎学生さん
西川さん(雑貨アクセサリー専攻)
こどもたちがいろいろな発想で作品をつくるので、
本当にたのしいです。
想像をはるかに超えます。こどもたちの笑顔がたまりません。
今回は、いろんな専攻の学生さんと一緒に、取り組めたからこそ、
いろいろなアイテムができあがり楽しいです。

浅井さん(インテリアデザイン)
時間をかなりかけました。
夏休みの時間も使い、当日に臨みました。
こどもたちの笑顔がよいです。

 ベトナムからの留学生・テェンさん(インテリアデザイン)
はじめて参加しました。こどもたちが笑顔で楽しいです。
ベトナムのこどもたちもこういう機会を作りたいです。




月の天使、ひるの天使
物語がつくられ、ワークショップ、作業環境、空間、
スタッフの衣装、その他、細部にわたり、
さまざまなアイテムと演出が施されています。
ワークショップの会場がまるで舞台のようです。







イメージをカタチにする技術習得だけではなく、
情報共有のタイミング、チームワークなど
すべてに学びがあります。と指導にあたる緒方先生。



 


たくさんの人が集まれば大きな力になります。
一人ではなしえない、感動を味わうこともできます。
一方で、多くのひとがスムーズに活動できる環境にはルールもつきものです。
個と集団のほどよいバランスが大切ですね。

学校教育の多くは集団教育です。
チームワークを学んだり、個々の才能・資質を出し合い
みんなで何かを成し遂げる。
こどもたちにも、そんな経験をたくさん積んでもらいたいです。

時代とともに、家族のカタチ、地域やコミュニティのあり方も変わりつつあります。
こどもたちを取り巻く環境もさまざまです。
多様な人々と関わり、助け合いながら柔軟に生きていく力が問われる時代です。

昨今、「いじめ」がクローズアップされました。
こどもたちの社会のみならず、
社会全体の中でもさまざまなカタチの「いじめ」が存在しています。
人間にとっての大きな課題がそこにあると感じます。
幾世の時代を経ても、未だ解決できぬまま引き継がれていることかもしれません。

こどもたちの存在は、私たち大人に何を語りかけているのでしょうか。
見て見ぬふりをし続けることは、できるのでしょうか。

こどもとともに育ちあう大人、社会、
ともに未来の道を施行錯誤、見い出していけたら素敵です。

「かわいい子には旅をさせよう!」
夏が過ぎ、一皮むけたこどもたちの姿に出会えることを願っています。





【イベント概要】
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×
名古屋コニュニケーションアート専門学校

題名:①ウォーターボール・こどモンボールと
     ②和紙のランプ・オバ球Q
日 程:2012年8月11日(土)-8月12日(日)
会 場:mozo ワンダーシティ1F FLAXUS 前 
            名古屋市西区二方町40番地 1059
対象:小学生
参加人数:約150人/日×2日間
参加学校:名古屋コニュニケーションアート専門学校

■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開。
主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」
というストアを舞台に開催。http://www.flaxus.jp/



This entry was posted on 2012-08-16 and is filed under ,,,. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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