Archive for 8月 2012

手から手へ「FROM HAND TO HAND」展

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六カ国のイラストレーターと画家による世界巡回展
テーマは「震災と福島原発事故後の世界から子どもたちの未来を考える」。




2011年3月11日、この日を境に日本は一変しました。
津波被災地の復興と放射能汚染地域の除染は、
日本にとって出来るだけ早く解決すべき課題です。
しかし、原発事故後時間が経てば経つほど、
放射能汚染の除染の困難さが、
普通の日本人の目にも明らかになってきました。

このような状況の中、アートに何ができるでしょうか。
降谷ななと日本の作家たちはそんな思いで、
世界中の仲間たちに声をかけて、この展覧会を企画。
参加者一人ひとりが、この現実を見据え、メッセージを込めた作品を展示します。
そのメッセージが観客の方に届き、人々の手から手へと伝わり世界に広がっていくことを、私たちは強く願っています。
尚、展示作品は、チャリティー販売され、
売上金のすべてが、福島県の子どもたちの健康を守る支援団体に寄付されます。

ボローニャから始まり、ブラチスラバ、ワルシャワ、アムステルダム、コペンハーゲンへとめぐったあと、2013年には日本で展示される予定です。



【概 要】
手から手へ「FROM HAND TO HAND」展
会 期:2012年9月1日~29日
会 場:日本文化センター・AMSTERDAM
http://www.japansewinkeltje.nl/

主 催:「手から手へ展」実行委員会 
代表 降矢奈々(Slovakia在住) www.zrukydoruky.sk
協 力:日本文化センター・AMSTERDAM
後 援:在オランダ日本国大使館

2013年には、日本にて開催予定
詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.japansecultuur.nl/index.php/nl/exposities

Welocome to Touch Your Arts! Touch Your Hearts!

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アーツ&アーツセラピーによる癒し、
アーツ&アーツセラピーの可能性について探求する2日間
Touch Your Arts! Touch Your Heart!




アーツセラピーってなに?アートってなに?
アート、ダンス、ドラマ、音楽などを通して表現したり、レクチャーを受けたり、 アートセラピーのプロセスで生まれた作品に出合ってみたり、様々な角度からアーツセラピーやアートを感じる機会を提供していきます。
 
◆母子のケア施設でのアートの試み
9月23日(日)14:45~15:45 ※無料
母と子をケアする新しい役割と可能性
母子生活支援施設でのアートの取組みについて、お話をしたいと思います。
NPO法人こどもアート かとうゆみ

【イベント概要】
Touch Your Arts! Touch Your Heart!
【開催日】2012年9月22日(祝)23日(日)
【入場料】1日1500円、両日2500円
【会場】こうべまちづくり会館
http://www.kobe-toshi-seibi.or.jp/matisen/img/map_kaikanl.gif

★各ワークショップは別途費用がかかります。 
(ワークショップ&レクチャースケジュールのページに詳細有り)
http://touch-arts.jimdo.com/

★託児コーナー(3歳以下)ございます。2時間500円
 
【主催】アーツ・セラピー・ネットワーク、アーツ・コミュニケーション・ラボ、鈴木裕希 
 NPO法人こどもアート、カウンセリング&表現アートセラピーLavie
2011ドコモ市民活動助成事業

絵本のご紹介

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「インディアンの森」




サウスダコタのラコタ族の村でインディアンの儀式を体験された、森田誠二さん
こどもアートのイラストを担当くださっている、梁川友世さん

お二人による待望の絵本が、出版されました!
みなさまぜひ、お手にとってみてください。

詳しくは、こちらをご覧ください。
http://yanagawatomoyo.blog104.fc2.com/

どろの遊園地 in 常滑INAXライブミュージアム

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焼き物の街、愛知県の常滑にある
INAXライブミュージアムにて
2012年8月4日(土)5日(日)、11日(土)12日(日)
「どろの遊園地~子どもは遊びの天才だ~」
夏休みの特別企画が行われました。





京都造形芸術大学こども芸術や陶芸を学ぶ
学生による、ワークショップと展示です。

学生は、約10日前より準備のために常滑入り、
地域の陶芸作家さんのお宅でホームステイをしながら
作品制作、ワークショップの準備を進めます。








常滑をフィールドワーク、
かけらを拾い集めたり、風景を撮影したり、
模様をこすりだし(フロッタージュ)
まちの人々へのインタビューも、
学生の眼からみた常滑を作品にしていきます。






○学生さん
山口さん(京都造形芸術大学こども芸術学科)
常滑は時間がゆっくりながれます。
古いものと新しいものが一緒にある街です。
地元の人は、見知らぬ私たちに気軽にあいさつしてくれます。
地元の方と交流することが面白いです。

東郷さん(京都造形芸術大学こども芸術学科)
庭に陶器があったり、表札が陶器でできていたり
土管や大きな鉢で道が整備されていたり、
常滑の街では普通のことが、私たちとっては新鮮です。






今でも現役、まさにライブミュージアム!?



時を経て、醸し出される造形美
常滑にしかないモノ、風景、時間がたくさんありました。




○お世話になっている
ホームステイ先の青峰さん(陶芸作家)
「お帰り~!」学生たちとともに過ごす時間は、とても楽しいです。
毎日ごはんをつくってくれます。けっこう上手。
赤みそのお味噌汁をつくってくれます(笑)
みんなそれぞれに個性溢れるメンバーで、おもしろい。本当にいい子たちです。

当初数日間の予定を大幅にこえ、
学生たちはホームステイ。大変お世話になったようです。



○アートワークショップ
さまざまな種類の土、巨大なキャンパスと空間が準備され、
どんな遊びがうまれるのでしょう?



  
五感と身体を使って、思いきりどろ遊び、
みんなで創作するアートワークショップです。




からだ全部で土の感触を味わう
ミュージアム恒例の『どろ田』


こどもたちは大喜び
大興奮です!


学生も、キャーキャー


おとなだって・・・




○親御さん
はじめて参加しました。
私も入りたい。準備してこればよかったです。



こどもが初めは、
泥がいやそうで・・・どうしたものかな?っと思いました。
しかし、時間がたつとともに・・・こんな状態。きてよかったです。

こんな体験めったにできないのでうれしいです。
こどもたちが楽しそうでよかったです。


みんなでわいわい
どろの遊園地!!





遊んだあとは・・・
常滑どろ温泉!?



 常滑の地で・・・
約20日間、日ごろ、自分たちの周囲にいる大人とはまた違う
地縁、血縁、立場を超えた大人と触れ合う機会。
すべてが、学生にとっては、刺激的。

大学時代、先を思い、悩み、不安な時期でもあります。
常滑での出会い、食住ともにするひとときの時間が、
こころの安らぎと解放にもなっているようです。
思わずまぶたがあつくなり、視界がキラキラ・・・
そんな場面もありました。




大学時代のひと夏
常滑での貴重な思い出です。




INAXライブミュージアムの辻館長さん、磯村さん、学生をサポートくださったみなさま
京造の水野先生、陣内先生、おつかれさまでした。
学生は、大学内ではけっして学べない、
貴重な経験ができたようです。




どこにでもある土、あった土
私たちの命は、土に生かされていることに気づきます。
日本は肥沃な大地に包まれています。
世界を見渡せば、その豊かさがいかに貴重なことか。

 「陸・海・空」に開かれ、日本の近代化を支えた焼物の街、常滑。
土の文化、歴史、暮らしのあり方を今一度、
こどもたちとともに、見直し、感じてみてはいかがでしょうか。

大地の温もりが人々の心に届きますように。


【企画概要】
夏休み特別企画 ワークショップ
「どろの遊園地~子どもは遊びの天才だ~」
ワークショップ:8月4日(土)5日(日)、11日(土)12日(日)
①10:30~、②14:00~ 1日2回、1.5時間程度
展示:8月4日(土)~9月2日(日)

会場:INAXライブミュージアム
企画・展示:京都造形芸術大学、遠山敦さん(画家)
音楽:片岡祐介、鈴木潤
主催:INAXライブミュージアム

詳しくはこちらもご覧ください。http://www1.lixil.co.jp/museum/current/020_special/002208.html


(byNPOこどもアート加藤ゆみ)

産学連動 Artroom project 「フラクサス」×「京都造形芸術大学」

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2012年8月11日(土)・12日(日)
兵庫県の南東部・伊丹市にある、イオンモール伊丹テラスにて、
産学連動 Artroom project 「フラクサス」×「京都造形芸術大学」
あんなものまで妖怪に
身近にある不要なものを使ってオリジナル妖怪づくりをしよう!
ウィンドウとこどもワークショップが行われました。




オリンピック開催の街、ロンドンに妖怪たちが現れました!
みんなが捨てたモノたちが妖怪に大変身、
夜の街を百鬼夜行するウインドウが表現されています。


身近なものがユニークな妖怪に、
こどもたちが近寄り、手垢でいっぱいです(笑)




妖怪たちのファンタジーな世界にいざなわれ
ワークショップが展開します。






身近なもので使われなくなった素材が並んでいます。
どれにしようかな?
こどもたちの想像も膨らみます。



お気に入りの素材をチョイス、制作に入ります。
どんな妖怪ができるのかな?



それぞれ、いろどりどりのカタチが生まれていきます。
こどもたちの真剣なまなざしと集中力には、びっくりです。



寄り添う学生さん、おとなたちもどんなものが出来上がるのか
目が離せません。




世界にひとつ、オリジナルな妖怪の出来上がりです。



 びっくり箱おばけ
これは、おひめさま、結婚するひと。おばけ。
どんなのができるかは「おたのしみに・・・」
おじさんぽい、おばけ

こどもたちが語ってくれます。





学生さん
リーダーの山田さん(こども芸術学科2回生)
私は、リーダーの資質ではなく、今まで控えめにしてきました。
今回、こんなお役を担うことになり、びっくりしています。
毎日顔を合わせるメンバーで進められたので
しっかりコミュニケーションがとれました。
このメンバー12人だからできた。チームワークの賜物です。
みんなセンスが良く、ディスプレイのパーツをつくってくれました。
先生がポイントを押さえてくださり、見栄えがよくなりました。

こども芸術学科だからできたウインドウ。
こどもに媚びるわけでもなく、こどもだけを対象としているわけではなく
こどもからおとなすべての人に「こども」「こどもゴコロ」を伝える作品
ができたと思います。制作中は、妖怪も夢に出てきました!
こどもたちがウインドウに寄り添っていく姿、
親子で写メする姿、本当に感動しました。



辛川さん、八木さん(こども芸術学科2回生)
プロジェクトに関わることで、ファッションのイメージが広がりました。
ワークショップが、サービス業という感じがしました。
みんなで協力すること、やる気のある人がない人をサポートしたり
支えあい、補いあい、プロセスで学ぶことが多くありました。
親御さんの固定概念が強いと感じます。
こどもたちに、口出しし過ぎてるようです。
もっと自由にやらせてあげて欲しいです。
また、こどもたちは、言葉がたっしゃです。
いろんな言葉を使いこなしています。




つつみさん(こども芸術学科2回生)
身体で感じながら、こどもたちとコミュニケーションがとれました。
関わり方も学びました。こどもたちは、少し人見知りする子が多いようです。
こどもがつくる作品をみて、お母さんがびっくりしていました。



○ママやパパの声
浅川さん(池田市)幼児、小1のお子様が参加
集中して、楽しそうです。
素材をそろえることは、家ではできないのでよかったです。
家では散らかすので、親もストレスがたまります。
こういう場があると助かります。
学生さんが優しく教えてくれて、よかったです。

小林さん(豊中市)3歳、5歳のお子様参加
チラシを見てきました。
普段は、こどもたちと一緒に工作しませんが、
こういう機会に経験できてよかったです。



丸尾さん(池田市)小1、小4のお子様と両親
楽しかったです。
夏休みの宿題にもなり、たすかります。
家ではやらないので、こういう機会があるとうれしいです。
もっと頻繁にやって欲しいです。

早瀬さん(川西市)4歳、小2、小4のお子様参加
素材がいっぱいありすごいです。
買い物だけだと、こどもが飽きてしまいます。
時間が潰せてうれしいです。




店長さん
オリンピックがテーマというのは、
時流にあっていてわかりやすくてよいです。
ディスプレイは、色使いにインパクトがあって、きれいに映えています。
こどもたちが、ディスプレイを触るので手垢まるけです(笑)
たくさんのお客さまに参加頂き、よかったです。






ちょうど、ロンドンオリンピックが閉幕しました。
日本選手は、がんばりました。
学生たちも、がんばりました。
約半年かけて取り組んできた本プロジェクト。
貴重な夏の思い出になるのではないでしょうか。

学生は、ひと夏超えるごとにとても変わっていきます。
出会いや経験から、刺激を受けたり、触発されたり、貴重な時期です。
本プロジェクトも、社会にでる前にチャレンジできる有意義な機会のひとつです。
関わったひとにしか得られないものがたくさんあります。

損か得か?そんなことで判断しがちなこのご時世。
やりたいことより、やらされることが多いのも気になります。
やればやっただけ、その人のものになる。
進んでチャレンジしたくなる気風や環境づくりが求められます。
熱き想いのあるリーダー、みんなを導く先導者、
あってこそなしえることかもしれません。

みなさん、こどもたちのように夢をみて
それぞれの金メダルを目指しましょう。




【イベント概要】

産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「京都造形芸術大学」
ディスプレイ&ワークショップ:あんなものまで妖怪に
身近にある不要なものを使ってオリジナル妖怪づくりをしよう!

日 程:2011年8月11日(土)-8月12日(日)
ディスプレイ展示 7月25日~8月20日
会 場:イオンモール伊丹テラス フラクサスストア前
    〒664-0847 兵庫県伊丹市藤ノ木1丁目1-1
対 象 小学生

■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開。
主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」というストアを舞台に開催。 http://www.flaxus.jp