産学連動 Artroom project 「フラクサス」×「京都造形芸術大学」

2012年8月11日(土)・12日(日)
兵庫県の南東部・伊丹市にある、イオンモール伊丹テラスにて、
産学連動 Artroom project 「フラクサス」×「京都造形芸術大学」
あんなものまで妖怪に
身近にある不要なものを使ってオリジナル妖怪づくりをしよう!
ウィンドウとこどもワークショップが行われました。




オリンピック開催の街、ロンドンに妖怪たちが現れました!
みんなが捨てたモノたちが妖怪に大変身、
夜の街を百鬼夜行するウインドウが表現されています。


身近なものがユニークな妖怪に、
こどもたちが近寄り、手垢でいっぱいです(笑)




妖怪たちのファンタジーな世界にいざなわれ
ワークショップが展開します。






身近なもので使われなくなった素材が並んでいます。
どれにしようかな?
こどもたちの想像も膨らみます。



お気に入りの素材をチョイス、制作に入ります。
どんな妖怪ができるのかな?



それぞれ、いろどりどりのカタチが生まれていきます。
こどもたちの真剣なまなざしと集中力には、びっくりです。



寄り添う学生さん、おとなたちもどんなものが出来上がるのか
目が離せません。




世界にひとつ、オリジナルな妖怪の出来上がりです。



 びっくり箱おばけ
これは、おひめさま、結婚するひと。おばけ。
どんなのができるかは「おたのしみに・・・」
おじさんぽい、おばけ

こどもたちが語ってくれます。





学生さん
リーダーの山田さん(こども芸術学科2回生)
私は、リーダーの資質ではなく、今まで控えめにしてきました。
今回、こんなお役を担うことになり、びっくりしています。
毎日顔を合わせるメンバーで進められたので
しっかりコミュニケーションがとれました。
このメンバー12人だからできた。チームワークの賜物です。
みんなセンスが良く、ディスプレイのパーツをつくってくれました。
先生がポイントを押さえてくださり、見栄えがよくなりました。

こども芸術学科だからできたウインドウ。
こどもに媚びるわけでもなく、こどもだけを対象としているわけではなく
こどもからおとなすべての人に「こども」「こどもゴコロ」を伝える作品
ができたと思います。制作中は、妖怪も夢に出てきました!
こどもたちがウインドウに寄り添っていく姿、
親子で写メする姿、本当に感動しました。



辛川さん、八木さん(こども芸術学科2回生)
プロジェクトに関わることで、ファッションのイメージが広がりました。
ワークショップが、サービス業という感じがしました。
みんなで協力すること、やる気のある人がない人をサポートしたり
支えあい、補いあい、プロセスで学ぶことが多くありました。
親御さんの固定概念が強いと感じます。
こどもたちに、口出しし過ぎてるようです。
もっと自由にやらせてあげて欲しいです。
また、こどもたちは、言葉がたっしゃです。
いろんな言葉を使いこなしています。




つつみさん(こども芸術学科2回生)
身体で感じながら、こどもたちとコミュニケーションがとれました。
関わり方も学びました。こどもたちは、少し人見知りする子が多いようです。
こどもがつくる作品をみて、お母さんがびっくりしていました。



○ママやパパの声
浅川さん(池田市)幼児、小1のお子様が参加
集中して、楽しそうです。
素材をそろえることは、家ではできないのでよかったです。
家では散らかすので、親もストレスがたまります。
こういう場があると助かります。
学生さんが優しく教えてくれて、よかったです。

小林さん(豊中市)3歳、5歳のお子様参加
チラシを見てきました。
普段は、こどもたちと一緒に工作しませんが、
こういう機会に経験できてよかったです。



丸尾さん(池田市)小1、小4のお子様と両親
楽しかったです。
夏休みの宿題にもなり、たすかります。
家ではやらないので、こういう機会があるとうれしいです。
もっと頻繁にやって欲しいです。

早瀬さん(川西市)4歳、小2、小4のお子様参加
素材がいっぱいありすごいです。
買い物だけだと、こどもが飽きてしまいます。
時間が潰せてうれしいです。




店長さん
オリンピックがテーマというのは、
時流にあっていてわかりやすくてよいです。
ディスプレイは、色使いにインパクトがあって、きれいに映えています。
こどもたちが、ディスプレイを触るので手垢まるけです(笑)
たくさんのお客さまに参加頂き、よかったです。






ちょうど、ロンドンオリンピックが閉幕しました。
日本選手は、がんばりました。
学生たちも、がんばりました。
約半年かけて取り組んできた本プロジェクト。
貴重な夏の思い出になるのではないでしょうか。

学生は、ひと夏超えるごとにとても変わっていきます。
出会いや経験から、刺激を受けたり、触発されたり、貴重な時期です。
本プロジェクトも、社会にでる前にチャレンジできる有意義な機会のひとつです。
関わったひとにしか得られないものがたくさんあります。

損か得か?そんなことで判断しがちなこのご時世。
やりたいことより、やらされることが多いのも気になります。
やればやっただけ、その人のものになる。
進んでチャレンジしたくなる気風や環境づくりが求められます。
熱き想いのあるリーダー、みんなを導く先導者、
あってこそなしえることかもしれません。

みなさん、こどもたちのように夢をみて
それぞれの金メダルを目指しましょう。




【イベント概要】

産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「京都造形芸術大学」
ディスプレイ&ワークショップ:あんなものまで妖怪に
身近にある不要なものを使ってオリジナル妖怪づくりをしよう!

日 程:2011年8月11日(土)-8月12日(日)
ディスプレイ展示 7月25日~8月20日
会 場:イオンモール伊丹テラス フラクサスストア前
    〒664-0847 兵庫県伊丹市藤ノ木1丁目1-1
対 象 小学生

■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開。
主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」というストアを舞台に開催。 http://www.flaxus.jp

This entry was posted on 2012-08-16 and is filed under ,,,,. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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