産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「広島大学」


2012年7月28日(土)・29日(日)

広島市内にある、イオンモール広島府中にて、
産学連動 Artroom project 「フラクサス」×
「広島大学、広島市立大学、尾道大学」メンバーによる、

オリンピックだ!夏休みの宿題大研究!
てのひらサイズのおっきな
ユメダルづくりワークショップを開催しました。



オリンピックが開幕しました。
ユメダルは、こどもたちが、がんばった自分へ贈るメダルです。








想いを巡らせ、がんばったことについて、書いてみます。





どんなメダルをつくろうかな?
いろんな素材、はぎれ、リボン、カッティングシール、キラキラのパーツ、
色づけされたパスタやビーズなどを前に、イメージをかたちにしていきます。






「あれが欲しい、これがいい」
こどもたちは、夢中になり、おもいおもいの作品を創りあげます。




親御さんは、こどもたちが、
がんばっていることについて、
表彰状にあらわします。




「できた!」
さぁ、ちょっと高さのある表彰台。
こどもたちは、ドキドキ。




ママやパパから、メダルと表彰状を渡してもらいます。
声に出して、読み上げるおとなはちょっと照れくさそう~
みんなの注目を一手に浴び
メダルをかけてもらい、こどもたちは大喜びです!




何より、観ている大人たちが・・・
ほっこりほころんで、よい表情です。
なんとも微笑ましい、こころ温まる光景です。
こどもたちは、あらためて、褒められることで、
とってもうれしそう!

親御さんは、こどもたちの頑張りを
「○○ちゃん、○○○をよくがんばっているね~」
「いつも○○○してくれて、ありがとう」っと再認識。
幼稚園や保育所、学校で先生から
お褒めの言葉をもらうことはあっても、
ママやパパから、あらためてカタチある表彰状が
贈られることは、貴重な思い出ですね。



○学 生
リーダーの村瀬さん(広島大学教育学部)
いろんな人の助けや力があって、実現できました。
2月~から、オリンピック開幕まであと何日。
カウントダウンとともに、あれこれ考え、企画を立ち上げ、素材を揃え、
準備してきました。

最終的に、こどもたちの手が加わり勝利の表彰台へと
導かれていくプロセスは、そのまま私たちの達成感、勝利にもつながっているのではないでしょうか。
こどもたちや家族の喜ぶ姿をみるのは、ほんのささやかな一瞬です。
しかし、みんなこどもが大好き。その感動のために、がんばりました。


縄田さん(広島大学大学院教育学研究科)
教育の視点だけでは、経験できなかったことを学ぶことができました。
今までは、こどもたちに学んで欲しい目的が先にあり、
内容や体験を考えていましたが、今回は、少し違います。
まずは全体の世界観があり、その一部分でこどもたちが、どんな体験ができるのか?
その方向性で企画を考えていくことは、新しい発想や視点の転換となりました。
いつもはプロセスを重視、最終的な作品の出来ばえや、
美しさを考えるということは、あまり意識しなかったので、視野が広がりました。

アートが介することで、
教師、こども、親御さんが相互にコミュニケーションしたり、
学ぶことができる。ということにも気がつきました。



○保護者の声
小林さん(安芸高田市)
映画の待ち時間にちょうど、立ち寄ることができました。
私(お母さん)が興味をそそり、こどもたちに
「やらない?」っと働きかけました。
同じ素材でも、個性がでてよいです。面白いです。
まさにのタイミング
オリンピックにちなんで、テレビでみていても楽しみが広がります。


早川さま(広島市西区)
メルマガを見て、来ました。
こどもが楽しんでいますので、参加できてうれしいです。
お家では、絵をかいています。
道具や素材が揃っていて、いつもは、経験できないことができてよかったです。
表彰状も、とてもよいです!普段見過ごしてしまうことも
カタチにすると、想いを伝えあうきっかけになり、
こどもと対話ができてよい機会だと思います。




渡辺さま(広島市東区)
こども自身がこのイベントを見つけて、
駆け寄っていきました。
リサイクルなどの素材を使われていて
よいアイディアですね。
こどもは、夏休みの宿題で、一日一行日記があります。
毎日なので、マンネリ化しがち。
今日は、書くネタに困りません(笑)


原田さま(北区高陽町)
お家ですると、作品までにはなりません。
でも今回は違います。
夏休みの宿題にもなってよかったです。
親もホットしますね

こどもたちは、夏休み。
東京から一人でおばあちゃんのところに来たという
女の子もいました。




オリンピックは、スポーツの祭典
さて、こどもたちの祭典とは何でしょう?

こどもたちから発せられる、言葉は、大人の期待、
与えられることに対する応えが多いような気もします。
おとなの祭典になってはいない、大丈夫?

大人の都合で社会は、ものごとは動いていく傾向にあります。
未来を創造するこどもたちには、何ものにもとらわれず、
独自の感性や新たな発想をどんどん発揮してもらいたいです。

心からやりたいことを頑張れる。
自分と戦いながら、勝利の道を開いていく。素敵ですね!

パパやママから認められる、ほめたたえられる、
普段の何気ない会話も、、そんな機会は立派な表彰台。
こどもたちにとって、勝利を獲得する瞬間です。
強く生きていくための栄養、根っこを、しっかり育んでもらいたいです。

私たち、こどもアートは、
やりたいことを、がんばれる環境づくりと、こどもたちを応援します!

(事業者のみなさまに素材・端材をご提供いただき
こどもたちのワークショップに活用させて頂いています)





【イベント概要】
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「広島大学」
オリンピックだ!夏休みの宿題大研究!
てのひらサイズのおっきな
ユメダルづくりワークショップ
日 程:2012年7月28日(土)・29日(日)
会 場:イオンモール広島府中
対 象:小学生
参加者:1日目51名、2日目55名
企画・参加学校:「広島大学、広島市立大学、尾道大学」
人数:学生 7名~10名
コーディネート:NPO法人こどもアート

■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開
主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」
というストアを舞台に開催。http://www.flaxus.jp/

This entry was posted on 2012-08-01 and is filed under ,,,. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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