産学連動 Artroom project 「フラクサス」×広島

2012年6月17日(土)・18日(日)
広島市内にある、イオンモール広島府中にて、
産学連動 Artroom project 「フラクサス」×
「広島大学、尾道大学、広島文教女子大学、京都造形芸術大学」によるメンバーで、
父の日企画~パパありがとう~
魔法のラミでつくる「パパの似顔絵」プレゼント
ワークショップを行いました。




今週末は、父の日です。
パパへのプレゼント何をつくろうかな?
いろんな素材、紙の端、カッティングシール、キラキラの糸、
カラフルなポリ袋やビニール、テープに折り紙など、盛りだくさん。
素材を前にし、わくわく・ドキドキ、こどもたちの想像が膨らみます。






みんな本当に真剣。すごい集中力です。
好きなことは、こんなに力が湧き上がってきますね!

こどもたちは、ワークショップをねらう。。。って。
すごい気迫!!







(※事業者のみなさまに素材・端材をご提供いただき
こどもたちのワークショップに活用させて頂きました)

こどもたちは、パパの似顔絵、メッセージをいろんな素材で作ったり、描いたり、
パパの好きなものをつくったり、
色とりどりの作品が出来上がっています。






「さあ、できた!」
機械に作ったシートを通す瞬間です。
ドキドキ!
ラミネートにかけることで、シートの鮮やかさがぐーんと増します。
「出てきた~わぁ~すごい!」


みているひとも、みんな感動の瞬間です。


 竹なみさん(双子のお母さん)
いいものができました。ありがとうございます。
今から、ひとり1本ずつ、ビールを買って帰ります。
この作品を添えて、お父さんにプレゼント。きっと大喜びですね!




野田さん(市内)
いとこと来ました。よいですね~
学校とは、雰囲気が違っていいです。
お父さんは今まさに、この絵の通り。
「釣り」にいっています。
パパといえば「釣り」ですから。
こどもはよく見てます。
父の日のプレゼント、保育園の頃はあったのですが、
小学生になったらないので、よい機会ありがたいです。




フラクサスで働いているママ
私は、土日がお休みなので今日は親子で参加しています。
娘が好きで、このワークショップに参加したくてきました。
お店の前でのワークショップは、
従業員がお客さんとお話するきっかけにもなるしよいと思います。
無料でできるのも、親としては、ありがたいですね。
娘は、パパへこの作品を、
私は、フラクサスのポロシャツを買いました。
この企画、いつも楽しみにしています。




お父さんとお好み焼きを描いていたお子さんがいました。
よく見ると・・・ゴマを。
すごくこだわっていますね~
ママは、「うちはお好み焼き屋さんです」
さすがプロの娘さん、ゴマ入りのお好み焼き、
しっかりこだわって描いていますね~



こどもたちは、
「はぁいよ~、ほら、お父さん」っと作品を渡しています。
恥ずかしそ~うに首から作品をかけるお父さん、とっても幸せそうです。





玉村さん・お父さん(広島市内)
2人の娘さん(6歳、4歳)に付き添って、
こんなのつくってもらって本当にうれしいです。
普段は、お家で一緒にやらないので、父の日によい機会です。



学生さん
二川さん(リーダー)
お母さんたちの積極的な様子から、
こどもたちだけでなく、親子で何かしたいという想いを感じます。
しかし、お母さんの手が加わることで、
こどもたちに口や手を出しすぎる傾向もみられるので、そこは少し気になります。
また、スタッフの声のかけ方で、できあがる作品が違ってきます。
そこを今度は工夫したいです。



谷口さん(広島出身・現在京都在住)
地元に戻ってこどもに関われることはうれしいです。
土地柄を知っているし、親しみやすく、なじみやすいです。方言とかがあるので、
リラックスして関われます。


学生さんからは、
スタッフの間でも、いろいろな視点を持ち合わせているので、
特にこどもたちへの寄り添い方など、
現場ではたくさん学ぶことができました。



岩谷さん(フラクサス)
楽しそうな場がうまれていてよかったです。
大人になると、何か既存の枠にはまったり、マニュアルに従ったり、
常識にとらわれたり、自分たちで考えて判断、動くことが少なくなっています。
このように、自分で一から考えて何かを作り上げることは、大事な経験だと思います。
今回のワークショップは、自分たちのつくりたいものを
そこにある素材、道具をつかって、好きにつくる。
どこにもないオンリーワンの父の日のプレゼント。
それぞれ、すばらしい作品ができあがっていましたね。
こちらもみていて、たのしかったです。

参加するみなさまは、ワークショップを楽しみにしてきてくださっています。
問い合わせや予約も多いです。


●エピソード
ラミネーターの調子が悪くて
つまってしまったこどもさんの作品がありました。ごめんなさい。
お父さんのために一所懸命つくたのに、がっかり。
しかし、お父さんは「いいよ、こういうこともあるから」
っと息子さんをなだめています。
その後、ラミネーターから出てきたしわしわの作品を手に・・・
パパはしっかり喜んでくれていました。
「息子よ、思うようにいかないこともあるんだよ!」っと
哀しい思い、ふてくされた気分に浸るこどもさんを肩にだかえ、
ぎゅっと抱きしめ、愛情深いシーンです。いい親子だな~っと感じました。

ちょっとしたすれ違い、積み重なり、
ひきずっている親子関係もたくさんあります。
愛情や想いが、どんなカタチ、表現方法であろうと相手に伝わる、
受け止めてもらえることは、とても大きなことです。



広島のお母さんたちは、
積極的に、こどもたちとパパへのプレゼントを作っておられました。
パパへの愛情が強いのかな?
家庭や親子関係は、生きる力の根っこです。
そこがどんな場、関係か?
一人の人格に大きな影響を与えるところです。
行事や節目を機に、感謝の気持ち伝えあったり、表現したり
おおいに褒めあいたいですね~



こどもたちにとっては、パパもママも大事な存在。そして大好きです。
家庭は、日々大変なこともあるけれど思いがけない歓びもたくさんあります。
家族っていいなぁ~っとつくづく感じる2日間でした。



【イベント概要】
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×
「広島大学、尾道大学、広島文教女子大学、京都造形芸術大学」
父の日企画~パパありがとう~
魔法のラミでつくる「パパの似顔絵」プレゼント
日 程:2012年6月17日(土)・18日(日)
会 場:イオンモール広島府中
参加学校:「広島大学、尾道大学、広島文教女子大学、京都造形芸術大学」
コーディネート:NPO法人こどもアート

■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開
主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」
というストアを舞台に開催。http://www.flaxus.jp/






This entry was posted on 2012-06-18 and is filed under . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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