産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「名古屋コニュニケーションアート専門学校」


2012年6月9日(土)・10日(日) 
名古屋の北西部、愛知県一宮市木曽川町にある、イオンモール木
曽川で開催された、産学連動 Artroom project ワールド「フラ
クサス」×「名古屋コニュニケーションアート専門学校」
のイベントへお伺いしました。




今回は、夢を浮かべた世界に一つだけのキラめくドームづくりの
ワークショップ。




名古屋コニュニケーションアート専門学校
雑貨アクセサリーデザイン専攻の
学生さん18人。(うち9名は、アジア方面からの留学生)
により企画~実施されました。

ドームに入れるパーツは、
モデリングという技術習得の授業で
樹脂により成形され、くじら、くまさん、サメ、やどかりなどが作られました。




こどもたちは、
学生さんのつくったパーツから
好きなカタチを選び、色塗りしていきます。
「きんぎょにするんだ!」
「くましゃんがいい」
みんなのこだわりがあります。





色塗りが進むと、キラキラのラメ入りのお水を、
大きなドームに注ぎます。
パーツを入れて、はい完成!!

あら不思議、パーツは1.5倍大きくなります。
キラキラ輝くドームの出来上がりです。
「すごい、できたぁ~!」
こどもたちは、笑顔いっぱい。







こどもたちは、「おもったより、簡単」
「こまかいところがちょっと難しい」

お母さん、お父さんも必死です。



〇参加された親御さん
宮口さん(各務ヶ原)
偶然通りかかって参加しました。
いいと思います。買い物だけでは飽きてしまいます。
こういう企画があるとココにきたくなりますね~





金子さん(一宮市内)
楽しそう。こどもがやりたいって・・・
小さい子ができることがあってうれしいです。
いつもお兄ちゃん・小学生だけの参加で・・・
家ではあまり工作はしません。
できない体験ができてうれしいです。
私は子守り、妻は買い物しています。




大橋さま(可児市)
いとこと参加しました。
好きなことですから、必死です。
イベントに参加できるので、イオンモールまで
1時間かけてもきます。
小さな子供でもできるのでよいです。
もっとやって欲しい。
お家では、絵を描いたり、塗り絵、絵具で描いたりします。
家でできないことができるとよいです。
汚れるし、親が苦手だし・・・
欲をいえばカタチに残るものがいいですね。





真野さま(一宮市)
昨日もきました。参加できなかったので
今日参加しています。
お子さんは「今度は、パフェとかつくりたい」




通りすがりの方は、
「何してるの?これは、孫にもぜひやらせたい」





〇学生さんは、


御所さん、はじめてのワークショップです。
やる前より、現場が俄然、楽しいです。
こどもと自然に触れると言葉が出てきます。
わくわくします。
水入れたとき少し重いかな?
接着が難しいかな?
ものづくり、素材の選び方にもいろいろ気がつくところがあり
学びがあります。





佐藤さん
こどもたちのすごい集中力。圧倒されます。
本当に楽しそうです。やってよかったです。
親が手を出しているところがあります。
だまっていられない、
というか?親がやりたいのでしょうね!

〇指導する緒方先生
企業のプロジェクトはとてもよい機会です。
実社会でやる責任感に気づきますし、たくさんの学びの機会にな
ります。お客さんというプレッシャー、緊張感
授業の中でのことが、よりリアルに感じられる場となります。
イベントは、その場限りのお祭り。
同じように見えてもきちんと仕事をすることで、その意味合いが
深ければ深いほど、その仕事、役立ちは残っていきます。
そこを通過することで、のちに誰かの何かの暮らし、人生の中につながっていきますね。
心のこもった企画に出会うことは、こどもたちが体験する時間の質が違います。

こどもに関わることは、とにかく場数。
関わりの中から、得られるものが多いです。
専門学校も、持ち合わせている特徴を活かし
何かしら地域貢献したいと考えています。
本機会を頂き、ありがとうございました。





今回のイベントは、
受付に長蛇の列ができていました。


〇待っている男の子は、
好きなことをやってみたい!
「ボク、ねらっているよ~」
ワークショップすることをねらっているというのです。



女の子も、「くまちゃんやりたいから、1時間待つ
今から待っていいですか?」
そんな声があがっていました。
こどもたちが辛抱強く待ったり、ねらったり。

それほど、心惹きつけられる
『夢のキラめくドームづくり』
こどもたちが主体的、想像・創造的に、
より質の高い時間を体験できるアート。
街の中で、巡り会えることはとても貴重な機会です。


まるで、宝物をみつけた!
そんな出会いかもしれません。

大人も真剣。こどもをきかっけに、
じつは何かやりたかったのでしょうか?


イオンモールの別スペースでは、
父の日のお父さんにプレゼントという企画も行われていました。
どれも無料です。メールや広告などをチェックして、
楽しみに来店されるお客さんもいるようです。

親御さんの様子からは、
1、こどもが楽しそうだからいい。
2、こども、そして自分も楽しいから、好きだからいい。
3、こどもはそっちのけで、大人が夢中になってしまう。
4、買い物には、こどもが飽きてしまうので、何か楽しめるものがあるといい。

このような感じです。
親がこどもとともに過ごせる休日は、貴重な時間です。
あっという間に、こどもはこどもの世界をつくり、また学校では
クラブ活動などもはじまります。





本プロジェクトは、こどもたちの笑顔、さらに、親子の関わりをより豊かにする体験
をプレゼントしています。
また、関わるおとなへも、もらされるものが大きいと感じます。
こどもたちの笑顔に触れる瞬間は、
そこにいるすべての人に、幸せな空気をもたらします。
こどもたちの笑顔とともに、街や暮らし、社会を考えてはどうでしょう?

日本は今、いろいろなことを見直し、
新しい社会づくりの時を迎えています。
ひとりひとりの足元、目の前にあるひと、こと、もの、
暮らし、生き方などから、その一歩が踏み出されることが
キーになっているのはないでしょうか。
私たちは日々選択しています。何をクリエーションするか?
チャンスはひとつひとつにあるように感じます。



\\
こどもたちはいろんなメッセージを送ってくれます。
社会の一員として、大いにその声を活かしていきましょう!
こどもたちの夢が実現できる社会づくりのために・・・




【イベント概要】
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×
名古屋コニュニケーションアート専門学校
題名:夢を浮かべた世界に一つだけのキラめくドーム
日 程:2012年6月9日(土)-6月10日(日)
会 場:イオンモール木曽川
参加学校:名古屋コニュニケーションアート専門学校

■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開

主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」
というストアを舞台に開催。http://www.flaxus.jp/



This entry was posted on 2012-06-11 and is filed under ,. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

Leave a Reply