本日のARTは、「フロッタージュ」という技法から自然に触れ合いました。
自然の中の凹凸を描き出します。さて、何が見えてくるでしょう?
自然の中にあるカタチはさまざまです。
手で触る感触もさまざまです。
ひとつひとつの葉っぱの輪郭をなぞるのもよいかもしせません。
こどもたちと一緒にその感覚を言葉にしながら歩くのもよいかもしません。
自然の中にあるカタチはさまざまです。
ポイントは、自然と「親密」になる。「繊細」になる。
ゆっくり感じる時間を持つことです。
すくい上げた自然に紙をあてて、擦り出し。
瞬間の驚き!「わたしってこんなに上手に絵が描けたの?」
「期待外れ、何もでてこない」
「葉っぱは、グリーンじゃなくてもよいね」
「この枯葉がすごい!枯れてもすごい。」
いろいろやっていくとわかるのですが、
案外、フレッシュな若葉より枯葉の葉脈が鮮明な線を描がきだしてくれます。
葉脈は、生命の道。枯れてもその痕跡は途絶えない。
植物の威厳のようなものを感じます。
たまたま拾った枯れたお花についてた小さな種群、触ると大した凸凹はなく、しかしフロッタージュしてみるとなんとも面白い!細かな種が紙の中で動き、描く手を楽しませてくれます。
フロッタージュの面白さは、’out of control’ なにがうまれるかわからない。どこへと誘われるのかわからない
さて、みなさんは、何を経験しましたか?
ARTを通して、自然に学ぶ、諭される。私に気づく。
出来上がった作品を鑑賞、ゆっくり味わうことから、
人生にいかせるそれぞれのギフトを持ち帰りましょう。
さいごは、描かれた作品使って、アルバム台紙へコラージュ。
暮らしで使えるものを制作しました。
しおり、ランチョンマット、カバン、コースター、モビール、コミュニケーションカードなど、自由に創作。
拾った枝をボンドで足につけたいと言って飾っている女の子。
こんな風に自然をダイレクトに身につけようとするこどもの姿、私たち大人よりもずいぶんと自然に近いんだなぁと、思っていたことをリアルに表現してみせてくれました。
御苑は広い、こどもは解放的に自由気ままに羽を伸ばしそれぞれの遊びに転じます。大人はみまもりつつもちょっとARTな気分。
ARTを通して、こどもたちと自然の中で戯れてみてはいかがでしょう。シンプルな遊びから、”センスオブワンダー”何に出会えるでしょう?
いろんな生きものが息づく自然界、わたしたちもその一部、自然にもっとも近い『こども』から大人は何を学ぶでしょう?
集うみなさんとともに遊び学び、子育てや暮らしに活かせるギフトを交歓する機会!
◉Nature &ART Picnic とは
ARTを通して自然と触れ合う、創作する。美味しいものを食べながら作品を鑑賞しあう。そんな誰もが主役になれるピクニックです。
◆2023.5月21日(日)10.30-13.00
10.30-アートタイム
12.00ごろからお昼を食べながらシェアタイム
@京都御苑
※毎月1回、開催予定
byかとう(こどもアート)