Archive for 10月 2018

ごみが素材に変わる!?『愉快なおもちゃ箱』

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◎端材の入れものを“おもちゃ箱”とみたて、『ごみ』を素材化。

規格の揃った入れ物を並べて分別するだけで、あらま不思議?!
使用用途なく捨てられるごみが、素材に大変身。

分別、演出や展示、スポットの当て方で、ものの見方がずいぶん変わります。
こどもたちが大量の廃材に触れても、
まさかこれが、ごみとは思わないかもしれませんね。

愉快なおもちゃ箱は、
アート素材としてこどもたちのクリエイティブなアート活動に利活用する企画です。
製品をつくる過程で出てきた廃材だからこそ、プレッシャーなく、
想像力がかきたてられ、自由な発想が広がります。
 
 

【イベント報告】

9/23(日)『愉快なおもちゃ箱』in岡﨑フリーマーケット

こどもたちは各々に、ハサミで切ったり、ボンドでくっつけたり、素材を組み合わせたり、剥がしたり。手を動かしながら、頭をフル回転させながら、ものづくりに集中する姿が、あちこちに見られました。
 別のブースでは、トイレットペーパー芯で笛を作ったり(提供:泉製紙株式会社)、
ハギレでハタキを作ったり(提供:京都市ごみ減量めぐるくん推進友の会)しながら、
身近にあるものを生かす工夫や発想を交歓しあいました。

また、同時開催のバディウォークの会場では、だれもが楽しめる音楽やダンスのほか、
染めのワークショップや体を使ったゲームのコーナー、飲食ブースなどの出展がありました。

ごみ減量推進協議会さまの報告
http://kyoto-gomigen.jp/works/189.html



●『愉快なおもちゃ箱』
岡崎フリマ会場(不定期)のほか
「GuRuRe:プロジェクト」のひとつとして,GuRuRe:スタジオでも定期的に開催予定です。

GuRuRe:スタジオとは
大量生産,大量消費など豊かな物質社会に恩恵を受ける現代の暮らしにあって,身体や手を使う,暮らしを自ら創造する,多様な人々と交流,自然に触れ合う歓びなど,今一度足元をぐるりと見廻し,未来を考えたい。
そんな『ぐるり』という想いに共感するみなさんと,いろんな企画をつくる場です。

 第1ステップは,捨てられる素材や端材を収集し,みんなが自由に創作・表現できるオープンスタジオ。近所にこんな場があったらいいね!みんなのアトリエです。
 展示スペースもあります。何かやってみたい方,ぜひ活用ください。
 (NPO法人こどもアートとNPO法人コミュニティラジオ京都が共同運営)

●GuRuRe:スタジオオープンDAY●
毎月第1・第3土曜日 13:00-17:00
 場所 ラジオミックス京都1000KITA STUDIO
(北区紫野北花ノ坊町1 楽只市営住宅7棟106号室 千本北大路交差点北西角)

◎素材・材料提供:
泉製紙株式会社,大津板紙株式会社、岡本株式会社、京都市交通局、京都府紙料協同組合、清水焼団地協同組合、KTC(京都機械工具株式会社)、コニシ株式会社、株式会社J・P・F、株式会社中川パッケージ、日本紙管工業株式会社、有限会社山田木工所、株式会社ワコール(五十音順)