12/1(土) ①“まちごみ”ゲリラ収集-新大宮商店街編―レポート


「このまちから、どんな“まちごみ”が出てくるの?」

 


紫野児童館のこどもたちと、、京都市北区の新大宮商店街にて
“まちごみ”収集を実験的に行いました。

こどもアート、ただ巡るだけでは面白くない。
廃材音楽と廃材仮装でインパクトを!
ぐるりメンバーお囃子隊を結成。実行することにしました。




12/1(土)午後1時~晴れ

“まちごみ回収”お囃子隊一行は、
1000KITAを出発~北大路通りを東へ、70?80年前の民謡ジャズの音楽、廃材手作り楽器の音だし練習をしながら、紫野児童館へと向かいました。(徒歩5-10分)

なんと?!後をついていく近所のおっかけおばさまも。

 
大徳寺をこえ、紫野児童館へ到着。
こどもたちとご対面。プレゼンタイム!!
本日の企画、新大宮商店街へまちごみ回収に行く説明をします。

へんてこな大人がやってきた?
こどもたちにとったら、思わぬ訪れ人。一体何がはじまるのだろう?

 

廃材手作り楽器を説明、差出して「やってみる?」
女の子たちは、「キャー、汚ーい」と身体が反応。

ごみへの意識の現れでしょうかね~




お囃子のデモンストレーション。音楽、打楽器、太鼓に合わせ、リズムを踏みあそびはじめると、少しは、受け入れることができるようになってきた様子です。

一緒に“まちごみ回収”する希望者を集いました。
女の子の参加が多く、男子はあまり興味を示さず。。。
さぁ、出発。紫野児童館を出て、新大宮商店街へ向いました。


 


西、東チームに分かれ、まちごみ回収スタート。
70?80年前の民謡ジャズとのぼり、廃材楽器でリズムよく。
お囃子隊と一緒に、商店街を進みます。


 


「人前で、楽器を演奏するのは、恥ずかしい~」

まわりを行く人からも、ちらちら注目。こどもたちは、少しぎこちない様子。

しかし、お店に到着すると。お店の方々が、こどもたちを笑顔で温かく迎えてくださります。こどもたちも、ほっとひと安心。








(京都市 北いきいき市民活動センターの加藤さんが事前にまちごみ提供店舗さんに根回し。回収がスムーズいきました。感謝です)




道中、こどもたちは、お友達に出会ったり。
この店は「〇〇〇〇」あそこのお店は「〇〇〇〇」など、解説してくれたり。
商店街と日常のこどもたちの様子をお話してくれたりしました。

お店の方も、こどもたちとの触れ合いはとてもうれしそう~
70?80年前の民謡ジャズの音楽に、のぼり、ステップを踏むこどもたち。
それを眺める街の人。なんともいえないシーンとなりました。




北大路通から出発~北へ約1Kmほど。約10店舗ほどのお店を巡りました。

最終地点は、何かをやり遂げたような達成感、自信に満ちた様子で、一体感が生まれました。
土曜の午後の商店街。出会う人々の、こどもたちへの眼差しは、とても暖かいものを感じました。何が出てくるか、想像もつかなかった“まちごみ”ゲリラ収集。



お習字の半紙、はぎれ、乾電池、木片、ビーズ、毛糸、ボタン、リボンやレースなど
陶器、段ボール、園芸かざり、めがね、紙、おりがみ。

 このようなものが集まりました。

今度は、これを使って何しょ!紫野児童館のこどもたちと遊びます。乞うご期待!



【概 要】
12/1(土)“まちごみ”ゲリラ収集-新大宮商店街編-
 紫野児童館のこどもたちとともに。
13:00~1000KITA集合出発。

 ・参加メンバー
紫野児童館のこどもたち 9名
おとな 館長さん、スタッフ 2名

ぐるりお囃子隊 8名
神谷さん、寺川さん、きよしさん
中森さん、新川さん、堀部さん
 沖野さん、かとう


・協力店舗
【西チーム】

①京都文字美術研究所 https://m.facebook.com/mojibi/
習字のあとの半紙をたくさんいただきました。

②鎌田電機 http://shin-oomiya.jp/shop/051/051.html
乾電池2つ1セットを5セット


③てづくり庵HATA http://tedukurian.jugem.jp/
当日ご協力頂きました。木工の端を5つほど頂く


④寝装品の店 いとうてる http://www.itoteru.jp/
ふとんの打ち直しをみせてくださる。
もめんや羽根布団は、打ち直しすることでリーズナブルによみがえる。
石油系製品、マットなどは、一度つかったらゴミ。
産業廃棄物処理置き場と鴨川など、自然の景色とゴミの課題などのお話をしてくださいました。


⑤リサイクルショップ エコ・グリーンネット https://www.facebook.com/ecogreenkyoto/
ハギレ

 ⑥えびすやのパン http://ebisuyanopan.com/
天然酵母のパン屋さん。
おやつを買いにいったとき、こどもたちへの差し入れを頂きました。
パンの端でつくった小さなパン。丁寧に作られたものは、端の端まで丁寧に扱われている。



【東チーム】

①イケガミ手芸店 http://shin-oomiya.jp/shop/050/050.html
ビーズ、毛糸、ボタン、リボンやレースなど

②ブティックコートカート http://shin-oomiya.jp/shop/038/038.html
端切れ

③キッチンオオノ https://www.kyoto-wel.com/shop/S81479/
陶器、段ボール、園芸かざり

④新大宮のハシモト http://kyoto-syoutengai.com/store-article/store301008/
雑貨

⑤メガネ工房ヤマモト http://yamamoto-megane.com/store.html
めがね

⑥文具の貝 http://shin-oomiya.jp/shop/066/066.html




【参加者の感想】
 ・思っていたより、楽しかった。(こども)
・「なんでこれがゴミなの?」(こども)

・戦前の民謡ジャズを繰り返し鳴らし歩いた、新大宮商店街の帰り道でのやり取り。
こども:「古い曲ばかりじゃなくて新しい曲はないの〜」
お囃子隊長:「ないよ〜  12月1日は古い曲の日だからね〜」
こども:「なにそれ  ありえな〜い」
お囃子隊長:「いいの 今日はずっとコレだよ」
こども:「う〜ん  でもなんか楽しいな〜」 (と言って、旗を振りながらスキップする女子ふたり)

たくさんもらえ、役割りを果たしたことの達成感もあり、身も心も軽〜い感じが見受けられました。もちろん、こちらにとっても良い体験でした。
ぜひ、またやりましょう (スズキキヨシ)

最初に名前を子どもちゃんたちに教えてもらった時に、もう友だちやんっていってもらえたのが最高。みなさんのおかげで、北大路通りや新大宮商店街のお店のみなさんも楽しそうで、有難うございました。(寺川)

 「こどもたちが動けば、まちが動く」
あんな風ににこやかに、こどもたちの到来を迎え入れる各店主たちの姿にびっくり。
こどもたちにとってもうれしい。おとなにとってもうれしい。
このような出会いがまちを元気にする!(かとう)


以上

(by こどもアートかとう)

This entry was posted on 2018-12-20 and is filed under ,. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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