2011年10月28日(金)~12月25日(日)
奈良県橿原市にある、イオンモール橿原アルルで開催されている、
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×イオンモール橿原
世界を目指す学生クリエイターによるびっくりデザイン
クリスマスツリー展へお伺いしました。
関西地区多数の学生がエントリー
その中から選考されたベスト11のクリスマスツリーがイオンモール内に展示。
各クリスマスツリーには、学生の手作りスタンプが置かれ、
ベスト1ツリーを投票しよう!『スタンプラリー』イベントも開催されています。
(10月28日~11月6日)
こども~おとなまで、お客さまの投票で、
12月4日(日)ベストツリー大賞が発表されます!!
関西代表ベスト11
クリスマスツリーのご紹介
□サンタさんのいちねんかん
サンタさんのいちねんかん
林さん、清水さん(神戸芸術工科大学デザイン学科ファッションデザイン)
フエルト素材にこだわりました。
サンタの一年間、
ツリー全体を時間や季節であらわしました。
震災もあり、復興への道のりを階段で、
希望へと昇っていくイメージも込めました。
素材の扱いが大変でした。
手に触れて、手を動かして、はじめてわかることが多かったです。
布として仕上がったものを扱う機会はたくさんあります。
原毛から手に触れることは、稀なことで、よい経験となりました。
手作り絵本
とにかく自分たちが楽しかったです。
こどもたちとも一緒にやりたいと思います。
□あんどん
□まんまるツリー
□パーティーガールズ
□ゆめみるえほんツリー
□まちまちハウス
まちまちハウス リーダーの殿 貫希さん
(大阪デザイナー専門学校インテリアデザイン学科1年生)
本企画は、イオンモール株式会社と株式会社ワールドのプロジェクト
社会につながる経験をしてみたかったので参加しました。
制作中、メンバーはぞれぞれバイトもあり、集まりがよくなかったです。
しかし、時期が近づくにつれ、またカタチがみえてくるにつれ、
徐々にモチベーションがあがりました。
3~4ヶ月かけて、完成させました。
Q メンバーのみなさんに
・今回のプロジェクトを通して、何を得ましたか?
自分が苦しいとき、友に助けられ、友情が芽生えた。
チームワークが大事。
計画的にしないとダメ。っと気づかされました。
構想をカタチにする時の難しさを感じた。
手を動かすことの大切さを学んだ。
実際にやるということが大切だと感じた。
・感想は?
人にみてもらえることがうれしいです。
また、チャレンジしたい。
・エピソードは?
一旦、作品は出来上がったのですが、
全体の監督をつとめるファシリテーターに厳しい指導を受けました。
そこで、あたらな気持ちになり、やり直しを。
エンジンがかかり、それがよい方向に向かう契機となりました。
□よくばりブーツ
□りぼんボンボン
りぼんボンボン
西村さん、渡さん(神戸芸術工科大学デザイン学部ファッション学科)
大好きなもので表現してみたかったです。
リボンモチーフに、みんなが楽しくなるツリーをつくりました。
リボンにメッセージを描いています。ここを見てもらいたいです。
「幸せ・平和」青い鳥をシンボルに。
リボンの国のプリンセスが着るドレスです!
着る服をつくることはありましたが、みせる服をつくることははじめてでした。
現場にきて、展示してはじめて、もっと華やか、派手にしてもよかったと感じました。
想像したことをカタチにする、達成感を味わうことができました。
この経験は、今後服作りに役立つと思います。
素材を知り、幅がひろがり、
ものづくりは、素材が大事とわかりました。
□クリスまつり
□つながるツリー
□トナカイツリー
○教員より
もの作りは、立体・平面図ではわからない。作ってみて、現場あわせをして、はじめてわかることが多いです。
本プロジェクトは、実際に作ってみることができるから、学生のためになります。
プロセスを通して、悔しい、楽しい、つらい、うれしい、喜怒哀楽など経験できてよいと思います。
また、動物を知らない、キリンを知らない、鹿を知らないから、
手足がおかしいですね(笑)
キットになれてしまっている若者も目立ちます。
恥をかくことも経験。
本プロジェクトは人材育成の場になっています。
○2歳半のお子さんと
野村さん(奈良・広陵町より)
学園祭など学生さんのいるところだけではなく、
一般に見てもらえる人がいるところでの活動がよいですね。
手作り感がほっと。身近に感じられてよいです。
○親子で
私たちも楽しめます。
お家ではごく一般的なものなので、
いろんなツリーがあって面白いです。
本プロジェクトは、イオンモール全体を使って、
学生の作品を展示、お客さまに見てもらう企画です。
通常、館内はプロのしつらえで演出されています。
そんな中、採算度外視、試行錯誤、時間をかけ、汗水たらした学生達の作品は、
まわりに異質な空気感を生み出し、
人々の心に温かみを届けるものとなっているように感じます。
こどもたちが近寄ります。触りたい、触れたい。
手作り感溢れる作品は、こどもたちのお友達?
おしゃべりしているようにも見えます。
「私はこれがいい、ぼくはあれがいい」
スタンプラリーしながら、親子、家族の会話も膨らみます。
クリスマスが近づき、年末商戦がはじまります。
自然環境、経済、政治、日本・世界の情勢からも、
これまでの価値観を問われる、変化の波が押し寄せてきています。
私たちは、日々何を選び、どう暮らしをつくっていくか?
お買いものからも、ひとりひとりがその一旦を担っていると感じます。
こどもたちと一緒に、わくわく・ドキドキ。
こどもアートは、こどものためというより、
こどもとともに、日々の暮らしを考え、楽しみながら心地よいことをつくっていきたい。
そんな視点で活動を進めています。
「リン・リン・リン、サンタさんがやってくる」
どんなプレゼント、届くかな?
こどもたちのみならず、すべての人に・・・
さぁ、お空に向かって、お祈りしよう!
すべての人のこどもゴコロ、ファンタジー
今一度、温めてみませんか~
素敵なクリスマスが訪れますように!
【イベント概要】
産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×イオンモール橿原
世界を目指す学生クリエイターによるびっくりデザイン
『クリスマスツリー展』
日 程:2011年10月28日(金)~12月25日(日)
(※スタンプラリー10/28~11/6)
会 場:イオンモール橿原アルル
奈良県橿原市曲川町7丁目20−1
参加教育機関:
大阪デザイナー専門学校
大阪市立デザイン教育研究所
町田ひろ子インテリアコーディネーター専門学校
関西学院大学
関西大学大学院
奈良芸術短期大学
神戸芸術工科大学(順不同)
協力:デクレア・デザインプロジェクト
■産学連動 Artroom project ワールド「フラクサス」×「大学」
わくわく、ドキドキ、ハプニングがテーマ。
全国で子供と楽しめるアートワークショップを大学と連携し展開。
主に全国11ヶ所のイオンモール内に出店している「フラクサス」というストアを舞台に開催。
http://www.flaxus.jp
(NPO法人こどもアート 加藤ゆみ)